ほうれい線を消す30秒の口もとエクササイズ
いつの間にかできてしまった、ほうれい線、とっても気になりますよね~(- -#)
ほうれい線があるだけで一気に老けて見えるのは悲しいものですが、実は、ほうれい線を改善する簡単なエクササイズがあるのをご存知ですか。
ほうれい線は実はシワじゃなくて「肌のたるみ」なのですが、実は欧米人より日本人の方が出来やすいと言われています。
それは言語の違いによるものなのです。元々あまり口を開けずに喋るのが日本語です。英語などと比べると口もとの筋肉を使う頻度が低いので、加齢とともにたるみやすくなるのです。
頬のたるみによってできた溝ですから、一度できてしまうと消すのが実は大変なんですね。
また口もとの筋肉が衰えると、常に口をポカンと開けた状態になり、口呼吸の原因になります。
口呼吸によってコロナやインフルエンザ、風邪などのウィルスが入り込みやすくなるので、口呼吸をしない方がいいのです。
高齢者が飲み込みがうまくできずに、むせたり、肺に食べ物が入る誤嚥(ごえん)を起こしやすくなるのも実は口元の筋肉の衰えが原因のことも多いのです。
口もとエクササイズをすれば頬のたるみも改善されるのですから、女性に限らずほうれい線を気にする男性にもおすすめのエクササイズになります。
ほうれい線を気にする方は多いものの、実際にケアをしている人がどのくらいいるのかというと、実に2%程度なのです。
しっかりケアをしていれば改善の余地があるのが、ほうれい線です。
このサイトでは1日に2回だけ、それぞれ30秒でほうれい線ができないようにする方法をご紹介します。
見た目を美しくするだけでなく、健康のためにも口元まで伸びる深いほうれい線ができる前にケアしてしまいましょう!
ほうれい線をケアするエクササイズ
PAO(パオ)を使う
これ、実は私が6年間続けているエクササイズなんですが、スポーツクラブに行った時に販促をやっていて初めて知ったんですよね。
簡単にいうと、冒頭の写真のように真ん中のマウスピースを口にくわえて、両端に付いたウェイトをパタパタと揺らすだけです。
では詳しくそのやり方をご説明しますね!
大きく口を開ける
口を「お」の形に開けます。PAOを、歯ではなく口でくわえるようにすることがコツです。
唇で支えるようにくわえることで、左右のバランスよく負荷がかかるのです。
唇でくわえて、吸い込むように支えます
マウスピースの溝の1点を唇でくわえます。
この時、歯で噛んでしまうと本来の動きになりませんので、注意しましょう。
首を上下に振り、両端のウェイトが揺れるようにする
この時、鏡を見ながらまっすぐに正面を向いて行うと、バランスよく揺らすことができます。
最初は首や肩に力がはいって、なかなかうまく揺らすことができないかもしれません。
そんな時は首を動かさずに、かかとを上げ下ろしして振動を与えるとうまくゆれるので、首や肩に痛みのある方にはおススメの方法です。
私もうまく首を上下に振れず、却って首だけに負荷がかかってしまったので、かかとを上げ下ろしして揺らして使っています。
1回30秒、朝晩2回おこなう
最初は一番軽いウェイトをつかって、器具に慣れるようにします。
慣れてきたら徐々に重いウェイトに替えていきます。
1回の運動時間は30秒ほどです。
朝晩の歯磨き後に行えば、習慣づけることができるのではないでしょうか。
ほうれい線予防というよりは、高齢になって衰えてきた口や舌の筋肉を鍛える体操もあります。
高齢者のみならず、50代になると時々飲み物や食べ物が器官に入って、むせてしまうことってありませんか?
これもまた、口や舌の筋肉の衰えによるものです。
実は私もPAOを使う前は、時々むせてしまって「もう、そんな歳なのか・・・」とショックを受けていたのですが、PAOを使い始めてから、滅多にむせなくなったのですよ!
毎日続けることで、少しずつではあるけれど口や舌の筋肉が鍛えられているのですね^^
簡単にエクササイズできるPAOですが、もしも合わない場合は器具を使わない体操もありますので、ご紹介しますね。
パタカラ体操
元々は「パ」「タ」「カ」「ラ」の4文字を使って発声するエクササイズのことです。
高齢になると口の筋肉や舌の働きが弱まり、嚥下機能(えんげきのう)という飲み込む力が衰えて、誤嚥(ごえん)の原因になったりします。
誤嚥というのは食べ物が間違って器官から肺に入り、肺が炎症を起こします。
それを「誤嚥性肺炎」といい、深刻な状況におちいります。
衰えてしまった口元の筋肉を鍛えて口や舌の動きをよくすれば誤嚥を防ぐことができます。
パタカラ体操のやり方
まず、「パ」「タ」「カ」「ラ」をそれぞれ5文字x3回を発音します。
「パパパパパ タタタタタ カカカカカ ラララララ」と3回ずつ繰り返します。
この時のポイントですが、「パ」の音は、一度口をしっかり閉じて破裂音として発音します。
口を閉じる筋肉が鍛えられ、口に入れた食べ物をこぼさないようにすることができます。
「タ」の音は、舌をしっかりと上あごにくっつけて発音します。
舌の筋肉が鍛えられ、食べ物をしっかり押しつぶしたり飲み込んだりすることができるようになります。
「カ」は喉の奥に力を入れ、一瞬息を止めて発音します。
一瞬息を止めることで、のどを閉じることになり、食べ物を食堂に送ることができるようになります。
「ラ」は下をくるっと丸めて発音することを意識します。
以上、できるだけ大きな声で、1文字1文字をハッキリと意識して声に出すと効果的です。
慣れてきたら、発音する速度を上げ、繰り返し発生するとより効果的です。
好きな童謡の歌詞を「パタカラ」に置き換えて歌う方法なら、楽しみながら行うことができます。
パタカラ体操は、いつやるの?
今でしょ!(笑)ではなくて、食事前がいいとされています。
実際に食事する前に行うことで口や舌の動きがスムーズになり、食事しやすくなるんですね!
まとめ
女性にとって気になるシワやシミの予防は、毎日のケアが大切です。
忙しい現代人にとって、手間や時間がかかるお手入れを続けるのは大変ですよね。
それで、ほんのちょっとの仕事の合間の短時間でできるエクササイズやケア製品を選ぶことが、継続するコツになります。
1時間かけてじっくり行うエクササイズも毎日続けないと効果がでないものです。
食事の前や歯磨きの後の、ほんの1分くらいの時間を意識的に作って、ケアを習慣化させてしまえば、毎日行うことも苦ではなくなります。
ちなみに私が「PAO – パオ」を手に入れたのは、先ほども書いたように通っているスポーツクラブの販促デモンストレーションからです。
1本¥12,000.-もする品物ですから、実際、買うのに躊躇しました。
一晩じっくり考えてからにしようと思って、結局3日後に手に入れたのです。
使い始めてかれこれ4年半が経ちます。
1年365日として、まあ大体330日くらいは朝晩パタパタやっていますので、4年半で約1,485回の使用ですよね?
ということは¥12,000÷1,485回=¥8.08/1回 の計算になり、どうでしょう?元は十分とれていませんか?
私は白を購入したので、経年劣化というか、色が大分ベージュ色っぽくなっていますが破損することなく今でも十分使えています。
毎日短い時間続けることで、口周りの筋肉が鍛えられ、ほうれい線予防にもなり誤嚥や食事時のむせ返りもなくなる、といいことずくめのアイディア商品だと思います。
ご紹介したPAOは「バランスウェイト」が3段階、帰られるものですが簡単に始めたい方にはこちらをおススメします。
バランスウェイトはついていませんが、毎日2回ずつ30秒のパタパタエクササイズで、ほうれい線にさよならしましょう!
奥様と一緒にご主人もPAOのエクササイズでほうれい線予防して、若々しくしていましょう。
口元を引き締めることで、口呼吸対策にもなりますし、ウィルスに感染しにくくなって一石二鳥ですよね!