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アンチエイジングと肌の老化の原因


アンチエイジングの意味

巷にあふれている「アンチエイジング」という言葉ですが、いったい何のことでしょうか?
アンチエイジング・・・肌や髪などが老化して若さが失われるのを遅らせる、防止するといった意味です。

男女ともに私たちの体の中の細胞は毎日、約10億個のペースで死滅しているといわれます。
若いうちは死滅した細胞と同じぐらいの数の細胞が再生するため、身体全体の細胞の数は一定数、保たれています。

ところが25歳を過ぎると、再生する細胞より死滅する細胞の数の方が増えていきます。
加齢とともにその再生能力が衰え、細胞数は減少してしまうのです。

個人差こそあれ、誰でも時間の経過とともに「老化」が進んでしまうんですね・・・
しかし!ここであきらめてはいけません。

老化を完全にストップすることはできませんが、「遅らせる」ことはできるのです!
できるだけ老化を遅らせ、今の美しさと輝きを保つ方法はいくらでもあります。

このように加齢とともに加速する老化のスピードを遅らせる、老化を防ぐことを「アンチエイジング」といいます。


肌の老化の原因

そもそもなぜ肌が老化するのかは、肌の構造を考えてみるとよくわかると思います。

肌の構造

私たちの肌は一枚の皮からできているわけではありません。
「表皮」と「真皮」の二層から成り立っているのです。

肌は私たちの体全体を覆っていて、外部からの紫外線その他の刺激から守る役割を役割を担っています。
肌は常に摩耗していき、中からは新しい細胞が生まれて再生を続けています。



表皮の働き

表皮の一番下の部位である「基底細胞層」では常に新しい細胞が生まれます。
新しい細胞は約28日周期で表皮の一番外側に届き「角質層」になります。

それから14日くらいで垢として剥がれ落ちます。
この周期のことを「肌のターンオーバー」と呼びます。

加齢とともにこのサイクルも徐々に日数がかかるようになります。
角質層も乱れて層が厚くなります。そうなるとメラニン色素が皮膚に残りやすくなり、これがシミやくすみの原因になるのです。

真皮の働きとメカニズム

真皮層には線維(医学用語で線のように細い組織のこと)や毛細血管、リンパ管などが詰まっており、これらが酸素や栄養素を送り込んだり、老廃物を運び去る働きをします。

真皮層の成分は膠原線維(コラーゲン)、弾性線維(エラスチン)、そしてこれらの間を埋めるゼリー状のヒアルロンサンです。
これらは「線維芽細胞」という細胞から分泌され、コラーゲンとエラスチンによって肌のハリや弾力を左右するのです。

肌が老化する4つの原因

①紫外線によるダメージ

生まれた時から太陽の光を浴び続けることによって、私たちの肌はダメージを受け続けています。
この光による肌のダメージのことを「光老化」と呼びます。

太陽光線には紫外線(UV)、可視光線、赤外線(IR)の3つがあり、光老化に最も影響を与えるのは紫外線なのですが、可視光線の一部であるブルーライトや近赤外線(NIR)も光老化に関係しています。

太陽光線、特に紫外線が肌のシミやしわ、たるみを引き起こす原因になります。
これは顔や腕にシミやしわ、たるみが現れやすく、お尻や腿の内側の皮膚には適度なうるおいがあって、若い人の肌とそう変わらないのを見れば、いかに紫外線が肌にダメージを与えるかがお分かりだと思います。

紫外線にはA紫外線(UV-A)とB紫外線(UV-B)の2種類があり、より波長の長いUVAが表皮の下の真皮にまで入り込む性質があります。

A紫外線(UV-A)

UV-Aは表皮の基底部にあるメラニン生成細胞であるメラノサイトを活性化して、黒くなる日焼け(サンタンと呼ばれるもの)を引き起こします。
急激な作用はないものの、知らず知らずのうちに光老化を促進させている主な原因はこのUV-Aなのです。

また、このUV-Aは波長が長いため、雲や窓ガラスも通り抜けるのでUV-Bに比べると20~30倍もの量が私たちに注がれることになります。
このUV-Aは真皮にまで届き、肌のハリを保っているコラーゲンとエラスチンという2つの線維を壊す酵素を増やします。

酵素はコラーゲンの線維を小さく切断し、エラスチンを変性させてるので、皮膚は弾力を失ってたるんだり、ひだができたりしわが発生したりしてしまいます。

さらに皮膚の細胞を遺伝子レベルで傷つけ、皮膚の免疫力も低下させてしまいます。
女性にとっては大敵のシミ、しわ、たるみの原因であるUV-Aをできるだけ直接素肌に浴びないようにしたいものですよね!

B紫外線(UV-B)

UV-Bは表皮にあるメラニン細胞を活性化させ、多量のメラニンを生成させる作用があります。
サンバーンと呼ばれる日焼けを引き起こすので、日光を浴びた数時間後から皮膚が赤くなり炎症を起こした状態になります。

UV-Bは波長が短いので真皮にまで届かないもののエネルギーが強く、皮膚細胞の遺伝子に傷をつけるため、シミや皮膚ガンの原因になります。
また、真皮にあるコラゲナーゼという酵素の働きを高めることでコラーゲン線維を破壊して肌のハリを失わせ、間接的にシワの原因にもなります。



②活性酸素による細胞の酸化

金属や食物、油などの物質は長期間、空気にさらされると酸化しますよね。
実は私たちの体も同様に年齢を重ねるごとに細胞が酸化してダメージを受けるのです。

これは体内に取り込まれた酸素の一部が「活性酸素」というものに変化することによって起きる現象です。
活性酸素は脂質と結合して細胞の酸化を進めます。

皮膚細胞の酸化が進むと細胞にダメージを与えるので、真皮のコラーゲンなどが硬くなり皮膚のハリや弾力が失われ、老化が進みます。
活性酸素が発生しやすい要因として、紫外線を浴びること、ストレスを受けること、喫煙や大気汚染の環境下にいること、脂質の多い食事を採ること、添加物食品を多く採ることなど、主に生活習慣が原因であるといえます。

③栄養不足

人間の体は口から補給した食べ物の栄養からできていますよね。
体内の60兆億個の細胞はタンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルから作られていますが、細胞を構成する主な材料はタンパク質になります。

当然、細胞のより集まりである皮膚も栄養が必要なわけで、これが不足すると肌の状態は悪くなります。
特にタンパク質が肌細胞に最も必要とされているので、タンパク質不足は肌に決定的なダメージを与えてしまいます。

ちょっと肌の調子が悪いな、と感じたらタンパク質摂取量が減っていないか考えてみましょう。
卵を意識的に食事に採り入れるようにすれば、手っ取り早くタンパク質を取り入れることができますね!

また、タンパク質のほかにも皮膚細胞分裂に必要なのが亜鉛、皮膚細胞が正常に成熟するためにはビタミンA、皮膚を健康に維持するためにはビタミンb群などの栄養素が必要になります。

これらの栄養素をバランスよく摂取することで、肌の老化を遅らせることができるのです。

④血行不良

美肌を持続するためには、肌に栄養と酸素を供給することが必要です。
肌細胞には、肌の内側に網の目のように細かく張り巡らされている毛細血管があり、それが栄養や酸素を肌細胞にまで運んでくれるのです。

また、血管には不要になった老廃物や二酸化炭素を回収して腎臓に運ぶ役割があります。
腎臓は老廃物をろ過し、おしっことして体外に送り出すのです。

それゆえ、血行が悪くなると肌細胞に栄養や酸素が届きにくくなるだけでなく、溜まった老廃物を体外に排出する機能が衰え、結果として肌の老化が進んでしまうわけです。


まとめ

以上、アンチエイジングの意味と肌老化の原因についてお話してきました。
若いころは死滅した細胞とほぼ同数の細胞が再生されてますが、25歳を過ぎると誰でも細胞の数は減少していきます。
誰でも老化に向かって進んでいくのです。

それをストップさせようと、私もTVやネットの情報だけで「〇〇に効く化粧水」とか「〇〇を消すクリーム」「〇〇を減らす錠剤」などを買い求めていたのですが、自分の肌荒れや肌老化の原因もわからず、これらの薬品や化粧品を試してもその効果はなかなか現れないことがわかりました。

やみくもに「アンチエイジング」や「老化防止」に効き目のありそうな薬品や化粧品を買い求める前に、まず、肌の構造やその老化原因を考えてから対策するのが先決だと思います。

まずは人の肌構造や老化のしくみ、現在置かれている環境や食生活を見直すことで、本当に自分にあった商品を選ぶことができるのだと思います。

最後までお読みくださってありがとうございました。
次回は「髪の老化」についてお話ししようと思います。

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